7. リンブルグ(Limburg)[市内観光]木組みの家が立ち並ぶ中世の町

こんにちは。なかしま です。

リンブルグの旧市街は、第二次大戦の空爆をまぬがれ、中世の面影を色濃くのこしているエリアです。心の赴くままに散策するのが楽しい町だと感じました。

この旧市街には、ドイツ最古の「木組みの家」が遺っています。また、鮮やかな彩色が施された リンブルグ大聖堂 も築750年を超えており、ライン川流域の中世建築を見ることができます。

私たちは、コブレンツ方面から日帰りでリンブルグを訪れました。列車で約1時間の距離です。フランクフルトからも日帰りできます。

思い出保存と情報共有を兼ねて旅行記を綴ります。

適宜、読み飛ばしてくださいね。

本編…汎用的な情報 | …歴史のこぼれ話 | …個人的な感想文 | …行き方や公式サイトの案内

※この旅行の 費用・持ち物・全行程・役立ちツールは ライン川の日帰りハイキングを楽しむ7泊8日 にまとめています。

地図

旅した国と地域

国:ドイツ
地方:ヘッセン州(hessen)
市町村:リンブルグ(Limburg an der Lahn)

[観光]リンブルグ(Limburg an der Lahn)

ツーリストオフィス

Limburg ツーリストオフィス
ツーリストオフィス

リンブルグのツーリストオフィスは旧市街の中にあります。ミニガイドブック(独語/英語)を1ユーロで販売しています。

ツーリストオフィス
Touristinfo Limburg

平日:10:00-17:00|土日:短縮
Barfüßerstraße 6, 65549 Limburg an der Lahn, Germanyhttps://goo.gl/map...7feEg36gLA
観光局ウェブサイトhttps://www.touris...uristinfo/  

ドイツ最古の家屋がのこる旧市街、散策の所要は4時間ほど

フィッシュマーケット(Fishmarkt)

リンブルグ駅 を出て北へ10分ほど歩くと中世の家屋が立ち並ぶ旧市街に入ります。半径300メートルほどのエリアに、中世の町がそっくりそのまま遺っているので、タイムスリップしたような錯覚を味わえます。木組みの家が並ぶ迷路のようでもありました。

くまなく散策するなら所要時間は4時間ほどかと思います。さらに昼食をとり、教会の内部を見学し、カフェにも立ち寄った私たちの場合は、7時間の滞在になりました。

カメラは広角レンズもあるとよさそうです。ところどころ道幅が狭く、また入り組んでいるので、家屋が近すぎてフレームに収まりきらないからです。

Brukengasse 9
七つの大罪(傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰)を示す顔の彫り物
リンブルグ大聖堂(St. George's cathedral)
リンブルグ大聖堂(St. George's cathedral)

ガイドブックでよく紹介されるリンブルグ大聖堂(St. George's Cathedral)は、1235年に完成しました。中世建築を代表する建物のひとつで、「フランス初期ゴシック様式」と「ライン川流域の後期ロマネスク様式」が織り交ざったスタイルです。

リンブルグ城
Bergstraße
おそらく Romer 通り
plotze 広場
町並み
町並み
町並み
町並み
町並み
町並み
町並み
HARIBO ではない クマ型グミのお店(モスコミュール味など売っている)

ドイツ最古の「木組みの家」 Römer 2-4-6 もお見逃しなく。

1289年築 Römer 2-4-6

リンブルグの旧市街
Limburg(Lahn)

最寄駅: Limburg(Lahn) Limburg(Lahn) 駅を下車後、北へ徒歩約10分で旧市街 https://goo.gl/map...yzeE3s6i39
Limburg, Germanyhttps://goo.gl/map...Bq4m2SbBv7

歴史:リンブルグの略史

リンブルグの町は、800年頃に築かれた要塞のまわりに発展しました。大聖堂と城が現在見られるかたちになったのは、12世紀末~13世紀前半のこと。中世のリンブルグは交易で栄え、1180年頃には貨幣の鋳造も始めていました。

リンブルグの町は2度の大火に見舞われています。1度目の大火の直後に建て直された家のひとつが現在も遺っていて、これがドイツにのこる最古の「木組みの家」です。築年は1289年、場所は Römer 2-4-6 です。

リンブルグの市壁は3回にわたって拡張されました。第一回が1130年頃、第二回が1230年頃、第三回が1340年頃です。最初の市壁で囲われたエリアには、裕福な商人の家々がありました。彼らは城のすぐ近くに居を構えることができたのです。職人の家は、Rossmarkt と呼ばれるエリアにあり、これは第二の市壁で囲われました。

裕福な商人は町議会への参加資格がありましたが、職人にはありませんでした。職人は当初、町議会へ代表を送ることもかなわなかったのですが、1458年にようやく「2人の代表を町議会へ送る権利」を得ます。しかしこれも「ドイツ農民戦争」や「宗教改革期」の混乱期(16世紀)にトーリア選帝侯(兼大司教)によって剥奪されました。

宗教改革期にトーリア選帝侯(兼大司教)領だったリンブルグは、カトリックにとどまることになりました。

近世も末期に近づく19世紀になると、1818年に市壁の大部分が解体され、1862年には鉄道が開通します。

第一次大戦中のリンブルグには多くのアイルランド人捕虜が収容されており、アイルランドの革命家が兵を募り来たことがあるそうです。第二次大戦中には11回の空爆を受けています。主に鉄道を標的にしたもので、旧市街に被害はありませんでした。

1985年にリンブルグ大聖堂が750周年を迎えており、2035年には800周年を迎えます。

ランチが美味しかったお店:Weinhaus Schultes

マッシュルームソースのシュニッツェル
白ワインソースのパスタ

観光地だからと思って期待していなかったところ、意外にもランチがとても美味しくて、驚きました。人に勧めたくなったので書いておきます。

シュニッツェル:マッシュルームソースがクリーミー。でも何より感動したのはお肉の柔らかさ。
パスタ:手延べのような食感の麺に、繊細な味付けの白ワインソース。サーモンとほうれん草が和えられてます。

その他のメニューは、ウェブサイトでも見ることができます。ドイツ語のPDFですが、コピー&ペーストで翻訳できます。

ワインハウスシュルテス
Weinhaus Schultes

火-日:12:00-14:30 & 18:00-11:00(キッチン:12:00-14:00 & 18:00-21:30)
月曜定休
目安:2名 €45(ランチ)
メニューリンク先で「Karte downloaden」をクリックhttps://schultes-w...estaurant/
Plötze 14, 65549 Limburg an der Lahn, Germanyhttps://goo.gl/map...LB52F84RTA
公式ウェブサイトhttps://schultes-weinhaus.de/  

宿泊もできる:
宿泊予約サイト簡易キッチン付きアパート型の部屋とダブルルームがあるようですhttps://www.agoda....hn-de.html  

[鉄道]2名で ほぼ半額! 3名~5名なら、さらにお得

コブレンツの券売機
リンブルグの券売機

例:コブレンツ ⇔ リンブルグ

コブレンツを中心として複数の群にまたがる地域は、VRMという交通協会の管轄です(https://www.vrminfo.de/en/)。この地域の列車は、2名~5名の旅行者なら「Minigruppenkarte」という割引切符で乗車することができます。 例えば2名で任意の区間を往復する場合、標準運賃のおよそ半額になります。

「Minigruppenkarte」は、2名~5名までのグループに有効です。一日乗車券の一種で、平日は9時から、土日祝なら終日利用可能です(2021年9月時点)。駅の券売機で目的地を入力後「Minigruppenkarte」を選択して購入します。

じつはリンブルグは隣の管轄域にある駅ですが、特別扱いで、有効範囲内です。

このほかにも、様々な種類の割引切符が用意されています。ドイツ鉄道のウェブサイトで適用可能な割引の一覧を見ることができます。

VRM管轄域の割引切符

グループ割引(Minigruppenkarte)について:
VRM公式ウェブサイトhttps://www.vrminf...up-ticket/

その他の割引:
ドイツ鉄道の列車検索出発駅・到着駅・旅行人数および年齢を入力して検索し、結果に表示される「To offer selection」ボタンをクリックhttps://www.bahn.com/en

日記:「割引切符」を利用し損ねた

夫婦でそれぞれ ひとり1枚ずつ 1日乗車券 を買って乗車していた時のことです。親切な車掌さんが検札のときに「Minigruppenkarte(ミニグループ割引切符) のほうがお得よ」と教えてくれました。

残念なことに、それは旅行の最終日でした。今日まで1週間、列車で日帰り旅行を楽しんできました。その都度、1人分ずつ切符を買って乗車していました。つまり、総額70ユーロ近くを余計に支払っていたことが判明したのです。うわ…辛い…。

「ドイツの鉄道は複数人で旅行するとお得」というのは聞いたことがありましたが、忘れていました。70ユーロあったら、気兼ねなく豪華ランチを食べられます。あるいは、オランダのアムステルダムまで1等車で帰れますね。

例:フランクフルト ⇔ リンブルグ

フランクフルトを中心として複数の群にまたがる地域は、RMVという交通協会の管轄です(https://www.rmv.de/c/en/homepage)。リンブルグ駅は、このエリアに属しています。この地域の列車は、2名~5名の旅行者なら「Gruppentageskarte」という割引切符で乗車することができます。

「Gruppentageskarte」は、2名~5名までのグループに有効です。一日乗車券の一種で、利用開始時刻から翌朝5時まで有効です(2021年9月時点)。駅の券売機で目的地を入力後「Gruppentageskarte」を選択して購入します。

このほかにも、様々な種類の割引切符が用意されています。ドイツ鉄道のウェブサイトで適用可能な割引の一覧を見ることができます。

RMV管轄域の割引切符

グループ割引(Gruppentageskarte)について:
RMV公式ウェブサイトhttps://www.rmv.de...day-ticket

その他の割引:
ドイツ鉄道の列車検索出発駅・到着駅・旅行人数および年齢を入力して検索し、結果に表示される「To offer selection」ボタンをクリックhttps://www.bahn.com/en

本日の行程

2021年9月金曜日 晴れ時々曇り

時刻内容
09:04-09:49ニーダーラーンシュタイン(niederlahnstein) ⇒  リンブルグ(Limburg an der Lahn)
10:00-12:40市内観光
12:40-14:00昼食
14:00-17:00市内観光 & カフェ
17:00-17:45リンブルグ  ⇒  ニーダーラーンシュタイン

明日は、旅行の最終日。午前中にライン川沿いを散歩してブランチしてから、列車に乗ります。またしても、予約していた列車の運行がキャンセルされて、ちょっとあわてました。

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